ヘッドカバーガスケット交換 その2 |
![]() |
Comment: まだまだカバーは開きません(苦笑) |
15 | ![]() |
続いてダイレクトイグニッションコイルを外します。 私の2003年式の車両では、写真のタイプの配線でしたが、手持ちの2002年版TISに載っているタイプとは違ったので、コイルへの配線は年式やエンジン型式によっても違うようです。 写真のタイプの配線は、構造がわかれば簡単に外せました。 まずはコネクタのカバーを上方に90度持ち上げます。 |
16 | ![]() |
するとコネクタのロックが解除されるので、そのままコネクタを引っこ抜けば簡単にコイルから分離できます。 |
17 | ![]() |
コネクタが外れたら、先ほどのカバー部分をしっかりと持ってイグニッションコイルを上方に引き抜きます。 ただし、すんなりと引っこ抜けないので、左右に揺さぶりながら引っこ抜くとよいかと思います。 コネクタカバーが破損しないかハラハラしながらの作業ですが、意外と丈夫でした(笑) 写真の通り、外れたイグニッションコイルは結構長いです。 |
18 | ![]() |
・・・以上を6気筒分繰り返して、全てのコイルを外しました。 問題ないとは思いますが、念のため元の場所に戻せるよう、各コイルに気筒の番号を記しておきました♪ |
19 | ![]() |
コイルのワイヤーハーネス用の、オレンジ色のアース線(グランドストラップ)がヘッドカバーにM8ナットで固定されているので、これも外します。 |
20 | ![]() |
最後に、赤楕円のコイル用ワイヤーハーネスをカバーごとヘッドカバーから外します。 カバーは黄色矢印の5カ所で交互にツメ固定されています (右上拡大写真参照)。 手前から順番にツメを外していくと、カバーがヘッドカバーから外れます。 |
21 | ![]() |
カバーが外れたら、これまた作業の邪魔にならない位置に避けておきます。(車体からのハーネスがつながっているので、完全には分離できないため) |
22 | ![]() |
最後に、エア抜きホースを外します。 矢印で示したプラリングのロック部を、上下でつまみながら引っ張れば外れます。 これでやっとヘッドカバーを外す準備が整いました。 手間がかかるなぁ。 |
23 | ![]() |
ヘッドカバーは、写真の黄色矢印のボルト状のキャップナット11本と、赤丸のナット状のボルト4本の計15本で固定されています。全てM10サイズ。 TISには、「取付時は内側から外側に向かって対角に締め付けること」と記載されているので、ナットを緩めるときは逆に外側から内側に向かって順番に外していきました。 |
24 | ![]() |
外したキャップナット一式。 ラバーシール、フラットワッシャ、キャップナットの順番に組み付けてあります。 内側の4本はボルト状の形をしていますが、構成は同じです。 順調に作業してきましたが、ここでアクシデント発生。 手が滑って、フラットワッシャ一枚をエンジンルーム内に落としてしまい、捜索するも行方不明に・・・|д゚) このワッシャが無いと、おそらく均一に締め付けトルクがかからずに、オイル漏れの原因になりそうです。 |
25 | ![]() |
仕方がないので、急遽ディーラーに部品調達。 ちなみに作業日(2014年2月8日)は、関東で大雪が降った日で、積雪した道を爆走して引き取ってきました(苦笑) (作業はガレージ内でしているので、天候は関係なし。) 本当は矢印のワッシャーのみ欲しかったのですが、写真のナット一式じゃないと在庫が無いと言われたので、仕方なくAssyで購入。 こんなんで924円もしやがりました|д゚) |
26 | ![]() |
ということで、無事にワッシャも確保できたのでいよいよヘッドカバーを外します。 ・・・・って、完全に固着していてびくともしねぇ|д゚) プラハンマーで軽くひっぱたけば外れるとタカをくくってましたが、そんな生ぬるい手段じゃ全然ダメ。 |
27 | ![]() |
然らば、P10のオイルパンを交換したときに使用したシールカッターを使ってみます。 これは効果高かったですが、ハンマーでひっぱたく必要があるため、エンジン周囲に作業スペースがなく、写真のエンジン左前部の位置だけでしかまともに使えませんでした。 |
28 | ![]() |
ならば、手の入らないところはスクレーパーを差し込んで人力で地味に剥がしていきます。 インジェクター側はまたしても作業スペースがないのでほとんど差し込めなかったので、エキマニ側を集中的に攻めました。 こんなことで1時間近く格闘していたら全身汗だく。 |