スタビリンクブーツ交換
その2
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なんかちょっとでかいような・・・(笑)

 

13 恒例の新旧比較 (゚∀゚)

・・・・

説明するまでも無く、全く同じ形状汎用品の方が全高も全幅も大きいですね(汗)
汎用品なのでそこは致し方ないところ。
肝心なのはブーツの穴径が一致しているかどうかです。
14 穴径の大きい方の裏側から。

汎用品の細い穴径はほぼ同じかわずかに小さいくらいだと思いますが、大きい穴径は少し大きいような気がする・・・
汎用品の肉厚があるから錯覚してそう見えるのか・・・
きっとそうに違いない(爆)
15 気を取り直して汎用品ブーツを取り付けていきます。
まずはブーツがスムーズに通るように、細径穴に薄くグリース等を塗っておきます。
16 そのままネジ部の方からブーツを差し込んでいき、ブーツの細穴部分をエイヤと外れ止め用の台座部品を乗り越えさせます。
グリースのお陰もあり、意外とすんなりとはめ込むことが出来ました。
17 そうするとこんな状態になるので、ブーツを少しめくるようにして矢印の隙間からボールジョイント部に新しいグリースを注入しておきます。
今回は手持ちのモリブデングリースを注入しておきましたが、そのままでは粘度が高くてジョイント細部に入り込まないので、マイナスドライバー等で少しなじませてやるとよい思います。

グリースを満遍なく注入したら、ブーツの大径部をボールジョイント側の溝にしっかりとはめ込みます。
18 ブーツの固定には、純正品のリングを使用したいところですが、いかんせん汎用品ブーツの全幅が大きく、リングを通すことが困難なため、針金でネジネジして固定することにしました。

足回りでサビ等を考慮して、写真のステンレス針金を用意。
近所のホームセンターでは0.55mmの次は0.9mmしかなかったのでこのサイズにしましたが、実際には少し細すぎる感があるのでその中間の0.7mmがベストと思われます。
19 針金をブーツの溝に2〜3回巻き付けます。
0.55mm針金だと少し細いので、2回巻では心許ないので3回巻いておきました。
ここら辺のさじ加減は臨機応変で。
20 そしたら針金の両端をプライヤで掴んでテンションをかけて一度ねじります。
そのままねじった部分を一本のプライヤで掴み、上に引っ張ってテンションをかけながら何回かねじっていきます。
すると針金にテンションがかかり、ギュッとブーツが固定されます。
きちんと固定されたら、適当な長さでネジった部分を切断し、ブーツを傷つけない方向に曲げて完成です。

この針金作戦、ステアリングラックブーツ等で使用されている固定方法です。
21 交換完成。
汎用品ブーツの全幅が大きい分、大分ボテッとした印象になりました(笑)
22 分かりづらいですが、純正品と汎用品のブーツの差はこんな感じ。純正品はさすがにスマートな仕上がりです(笑)

このあと、反対側のブーツからもグリス滲みを確認したので、ついでにブーツを交換しておきました。
両端とも汎用品仕様のスタビリンク完成 (゚∀゚)
23 スタビリンクを元通り車両に取り付けました。
固定ナットの締付けトルクは50Nm。
ちなみに締付け時に回り止めは必要ありませんでした。
24 交換後のジョイント部。
あからさまにブーツ径は大きいですが、周囲部品による噛み込み等は大丈夫そうです。

お手軽に1個184円でブーツ交換をしてみましたが、しばらく様子を見てみたいと思います。

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