ナビを取り付ける。
その2 
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すべてバラバラにするのです。

 

17 本丸のメーターパネルを外します。
メーターパネルを固定しているネジは、赤丸印の下2カ所と黄色矢印の上1カ所です。
下の2カ所は簡単に外せますが・・・
18 上のネジは、メーターパネルとハンドルコラムカバー間の間隔が狭いので、普通のドライバーだと回しにくいという難点が。
写真のようなラチェットドライバーやスタビードライバーがあると作業がはかどります。
19 3つのネジを外すと、メーターパネルAssyが動かせるようになるので、手前にメーターパネルを引き出します。
メーターパネル裏側にコネクタが1箇所接合されているので、上方から手をいれてコネクタを外します。
20 最後にメーターパネルを引きずり出すのですが、これまたステアリングとインパネとの隙間が狭いので、素直には外せません。
ここで15番でサイドベンチレータを外した効果が発揮されます (゚∀゚)アヒャ

メーターパネルを90度下に向けて、右側に引き出すと比較的楽にメーターパネルを取り外せます。
サイドベンチレータを外してあるので、右側に引き出す際に引っかからずにスムーズに取り出せるって訳です(`・ω・´)
21 摘出完了した後のインパネ内。
悲しいくらいスッカスカな内部(苦笑)
メーターパネルのすぐ裏にエアコンの送風ダクトが通っているという恐ろしい造り。
エアコンの冷風を送っている時はいいですが、冬場に暖房を送っているとメーター裏が熱くなると思うのですが、考えすぎですかね??
送風ダクト自体も安そうな材質で、年数が経つとボロボロになりそうなんですが、考えすぎですかね???

ちなみに赤丸印で囲った部分が、純正ナビのGPSアンテナ設置用ステーを取り付ける場所のようです。
22 お次はAピラーカバー。
今回取り付けるナビはワンセグモデルのため、アンテナは1系統のみなので、助手席側だけバラせば大丈夫そうです。
フルセグモデルは運転席側も外す必要があります。

当方の車両は「あんしんパッケージ」を装着しているためサイドエアバッグが装備されています。
サイドエアバッグ装着車は、Aピラー上部に特殊クリップが使用されているようで、外す際にはコツが必要です。
・・・って、ネットの先人の情報に書いてありました (゚∀゚)

Aピラーは写真の2カ所のクリップで固定されています。
上部のクリップのみ特殊クリップで、普通に引っ張るだけではピラーが外せません。
真ん中のクリップは普通のクリップで引っ張れば外せます。
23 まずはドアを開けて、Aピラーカバーのドア側端部を覆っているゴム製のウエザーストリップを外します。
溝にはまっているだけなので、引っ張れば外れます。
全部を外す必要は無く、Aピラーにかぶる部位だけ外せばOK。

次にAピラーカバーのクリップを解除していきます。
Aピラー上部に内装剥がしツール等を突っ込んで手前に押し出しつつ、Aピラーカバーを引っ張るとバキッという音と共に上部のクリップが外れます。
24 クリップが外れた状態。
これ以上外すことは出来ません。
特殊クリップにより、サイドエアバッグが展開した際にAピラーカバーが吹っ飛んでいかないように、保持される仕組みのようです。

カバー真ん中のクリップは普通のクリップなので、真ん中のクリップ付近を内装剥がしツール等を併用して引っ張れば外せるはずですが、外せない場合はムリしないでも大丈夫です。
25 ピラーカバーを外すには

@ピラー真ん中のクリップ付近を垂直に真下に引っ張ると、真ん中のクリップがピラーカバーから外れます。

A次にピラーカバーをAピラーと同じ角度で上方に引っ張ると、上部の特殊クリップがピラーカバーから外れます。

そのまま上方に引き抜く感じで引っ張るとピラーカバーが取り外せます。
26 Aピラー内部。
車体側にクリップが2つ残った状態でカバーが外れます。

本来はボディからクリップの嵌合を外してカバーを外すわけですが、特殊クリップのせいでそれが出来ないため、カバーからクリップの固定を外してしまうと言う逆の発想で外すんですね。
これを考えた人はエライ(笑)

ということで、車体に残ったクリップを外します。
真ん中のクリップは普通のクリップなので、内装剥がしツールでこじって外せます。
27 上部の特殊クリップは、クリップの上下に矢印のつまみがあるので、このつまみを挟み込んで引っ張るとロックが解除されてクリップが取り外せます。

取り外した特殊クリップは、写真の四角い部分がプラプラしている状態なので、ロックのついている土台へ押し込んでやるとロックされて元通りの固定された状態になります。
28 ピラーカバーの裏側の状態。
上部のクリップはカバー下側から差し込むスリットが、真ん中の普通のクリップはカバー上側から差し込むスリットがあります。

26で下に引っ張ったり上に引っ張ったりすると、これらのスリットからクリップが外れてカバーが外れるという寸法です。
29 外したクリップは、カバー裏の元の位置に戻しておきます。
写真のように、スリットに沿わせて押し込むだけでOK。
30 最後にサンバイザーを外します。
キャッチ部分と軸部分を外せばサンバイザーが外せ、ルーフライニングに余裕ができるので、ワンセグアンテナ線の取り回しが楽になります。
31 まずはキャッチ部分から。
反時計回りに回して下に引っ張れば外せます。
簡単設計 (゚∀゚)
32 曲者が軸部分。
フロントガラス側に、黄色矢印で示した穴があり、その内部に突起状のロックがあります。
このロックを細いマイナスドライバー等で押し込みながら赤矢印の方向に軸ごとサンバイザーを回していくことロックが解除され、車体から取り外せます。
コツが分かれば簡単に外せますが、意外と難儀するポイントかも。

さて、これにて分解作業は終わり。
いい感じにバラバラな姿になったところで、いよいよナビを取り付けていきまっせ。

 

 

 

 

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