ブレーキローター交換
その2
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フロント完成〜。

 

続いてトルクメンバー固定ボルトを緩めます。
このボルト、16mmというこれまた国産車にはあまり使われていないサイズです・・・。

取り付け時の締め付けトルクは110Nm。

上下2本のボルトを緩めると、トルクメンバーが外れます。
ここが最大の難関。
ほぼ間違いなく、ローターは錆でハブに固着しているので、ローターの周囲をプラハン等で叩いて外します。
生半可のたたき方では外れないので、日頃の鬱憤を晴らすかのごとく、ローター周囲を満遍なく思いっきり叩きつけてください (゚∀゚)
そうするとようやくローターが外れてくれます。
ご覧の通り、サビサビ・・・

ちなみに、私の車両は中古で購入時にフロントローターの研磨をしてもらってたため、一度取り外した経緯があり、今回はすごく簡単に外れましたw

ローター側のハブとの接触面もサビだらけ。
ローター自体は一度研磨してもらっているので、外周部との段差は目立ちませんが、内側との段差が凄いことになっていました。
やっと新品ローターの出番。
新品ローターはサビ防止のために、全体的に油がひいてあるので、取り付ける前に中性洗剤やパーツクリーナーでよく洗浄&脱脂します。
次回、ローターを取り外す時に少しでも楽になるよう、ハブとの接触面にシリコングリスを塗っておきました。
本当はスレッドコンパウンドの方がベターでしょうが、手持ちが無かったので・・・。
新品ローターを取り付けます。
固定ボルトの締め付けトルクは16Nm。

ローターがきちんと固定できたら、分解時の逆の手順で、トルクメンバー、ブレーキパッド、キャリパーと取り付けていきます。

キャリパー装着時は、ローターの厚みが増している分そのままでは取り付けられないので、若干ピストンを戻す必要があるので注意。
フロント左側にあるブレーキパッドセンサーは、ピストン側のブレーキパッドにに差し込みます。
センサーのケーブルは、キャリパーのブリーダーバルブに引っかけるようになっているので、取り付け時は忘れずに。
各部のボルトの締め付けを確認して交換完了。

ピカピカのローターは気持ちいいですね。
・・・どうせすぐ錆びちゃうだけど|д゚)

以上、フロント編終わり。

続いて、リア編をどうぞ。

 

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