ロアコンブッシュ交換交換
その2
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意外と簡単ですよ

 

お約束の新旧比較。
見た目はよく分かりませんが、外したブッシュは内部のゴムに亀裂が走っていました。
ブッシュのゴム自体も偏心してますね〜

ブレーキングでコツンという感触でるくらいですから、ゴムはもうぐらぐらなんでしょうね。
新品は左右どちからよく分からない〜
なんて思っていたら、ちゃんと向きが刻印されていました♪

刻印がある面が表になるように取り付けます。
ロアアームに取り付ける際の潤滑用に、ブッシュ内側にシリコンスプレーを吹き付けておきます。
ブッシュの挿入にはF型クランプを利用すると簡単です。
ロアアームの穴にクランプの先端を引っかけ、クランプの可動軸をなるべくブッシュの中心に近い位置にかけます。

この状態でクランプを締め込んでいくと、するするとブッシュが挿入されていきます。
取り外す前にマーキングした位置までブッシュを挿入すればOKですが、TISにはきちんとした寸法が記載されているので、それに従います。
写真のようにロアアーム先端軸中心から、ブッシュまでの寸法が290.9±1mmになるように調整します。
ブッシュ側の測定面は、ひだ状に突出している部分では無く、ブッシュのゴム面(黄色矢印の面)。
この軸の頂点で距離を測定。
約291mmなので、基準値内かな。

「ブッシュの位置が正確でない場合、走行特性に影響を及ぼし、ブッシュの早期摩耗の原因になる。」
とTISに警告されているので、可能な限りきちんと位置出ししておきました。
規定寸法位置に固定できたら、ボルトで固定。
締め付けトルクは59Nm。
左側も交換完了。
左側はエキマニとか遮熱板がないので、作業も楽です。
オイル汚れでキッタナイスラストプレートとアンダーガードは綺麗に洗っておきました(`・ω・´)
取り外しの逆の手順でスラストプレート、アンダーガードの順で車体に固定していきます。
スラストプレートの固定ボルトの締め付けトルクは59Nm。TISには、規定トルクで締め付けた後、さらに90度締め込むように指示されています。

ロアコンブッシュ交換後は、ブレーキング時のコツンという感触もなくなり、効果は上々です♪

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