ロアコントロールアームブッシュ交換
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ロアコンブッシュを交換します。

 

ロアコントロールアームブッシュ

3時間〜

16mmソケットレンチ、Fクランプ
ギアプーラー、+−ドライバー
内装剥がしツール

  8900円〜   

優←←     →→難
    3  4  

 

最近、なんだかブレーキを踏むと”コツン”という感触がステアリングから伝わってくるようになりました。
どうやら有名な(?)ロアコントロールアームブッシュ(以下ロアコンブッシュ)のへたりのようです|д゚)
6万キロ弱走行しているので、へたってもおかしくない時期ですが、重要な部品がへたること前提ってどいういう作りなんだ、と。

純正に変えるのもつまらない(っていうか、高い)ので、以前から一度試してみたかった、MEYLE(マイレ)のヘビーデューティー(HD)部品に交換することにしました。
2個セットで8900円也。
作業に必要なSST(?)を別途調達。

上:ブッシュ挿入用F型クランプ300mm
下:ブッシュ取り外し用ギアプーラー

2つともネットのモノタロウで購入。
便利な世の中ですわ〜
では作業開始。
ジャッキアップ&ウマで固定した車体下に潜り、まずはアンダーガードを外します。

黄色矢印の3つのクリップ(真ん中を引っ張れば外れます)と、赤丸7カ所のネジ式クリップ(90度回転させると外れます)を外してアンダーガードを車体から外します。
続いてアンダーガードのさらに奥に位置するスラストプレートと言われるステンレス製補強プレートを外します。
赤丸8カ所のボルトで固定されています。
ここのボルトは16mmと国産車ではなじみの無いサイズ。
後方にあるボルトは、写真のように斜めに固定されているので、ソケットをかける時は舐めないように注意が必要。
59Nmという比較的強いトルクで固定されているので、車両下に寝転んで潜り込む体制では力がかけづらい・・・
このプレート、意外と重量があるので、取り外す際にはジャッキで支えておくと楽ちんです。
アンダーガードとスラストプレートが外れました。
オイル漏れの跡がびっちりでバッチイ|д゚)
ここまで外して、ようやっと目的のロアコンブッシュが目視出来るようになります。
ロアコントロールアームの付け根にある赤丸の物体が目指すべきそれです。

写真は右側。
以下、右側のブッシュで話が進みますよ。
新品を取り付ける時に目安になるように、分解する前の位置をマスキングテープ等でマーキングしておきます。

準備が出来たら、固定しているボルト2本を外します。
このボルトも16mm。
ちなみに右側のブッシュは、固定状態だと写真のようにエキマニの遮熱板で覆われているため、ギアプーラーをかけるスペースがありません。

どうすんのよ、コレ!!

・・・って僕は焦りました(汗)

ブッシュの固定ボルトを外すと、ブッシュがフリーになるため、ナックルの支点を軸にしてロアアームを下げられるため、簡単に作業スペースが生まれました(笑)
無用の心配でした。

焦って遮熱板の固定ネジを先走って外したのはナイショ(爆)
ギアプーラーをおもむろに取り付けます。
プーラーのツメは、写真のようにブッシュのゴムにかけると途中でゴムとアウターケースに分離すること無く一発で抜きとれます。

で、この状態でプーラーを締め込んでいくと・・・
いとも簡単にブッシュが外れます♪
拍子抜けするくらいあっさり抜けました。

もし堅くて動かないようであれば、シリコンスプレー等で潤滑してあげるとよさそうです。

 

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