エバポレーター洗浄その2
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一筋縄ではいきません。

 

13 やっとご対面できたブロアファン。
今回はファンに用は無く、その奥のエバポレーターに用があるんですけど(笑)

しかしこのファン、真ん中にモーターがあって、両サイドにフィンがある変な形をしていますね。
ちなみにフィンはプラ製。
14 用はないといいつつ、折角分解したのでフィンの状態をチェックしてみると、細かい埃が蓄積していて結構汚い。
15 割り箸に雑巾を巻いて、フィンを掃除 (゚∀゚)
見た目以上に真っ黒けになりました。。。
エアコンフィルターを通してもこれだけ真っ黒な埃が溜まってしまうんですね〜。
16 さて作業が脱線しましたが、肝心のエバポレーターはファンの奥に鎮座しています。
よく見ると、悪名高きファイナルステージもその姿を見て取れます。
洗浄作業は、このエバポに直接洗浄剤を掛けてやることになります。
ブロアファンを外した方が作業効率も洗浄効果もよさそうですが、ファンを外すのは大変みたなので、今回はパス。
下手に取り外して調子悪くなってもイヤですしね。
17 洗浄剤を用意します。
ものは家庭用エアコン用のスプレー式洗浄剤。
本来はゴキジェットみたいなノズルから泡状の薬剤を噴霧するんですが、いかんせんエバポが奥まった位置にあるので、素のままでは使用できません。

そこでこれまた先人の情報を参考に、内径6mmのビニールホースを接続して延長してやります。
ホースは50cmくらいの長さを用意しました。

ホースの先端には道具箱に転がっていた異型ホース継手を差し込んでおきました。
18 先端部はこんな感じ。
内径6mmのままだと洗浄剤がうまいこと拡散しないので、異型継手を使用して先端をより細く絞ってやります。
この状態ならそこそこ拡散するようになりました。
19 こんな感じで作業。
ホース先端をエバポ直近まで押し込んで、ホースを移動させながらエバポ全体に洗浄剤をぶっかけます。
丸々一本使い切ってやりました(笑)
20 ちなみにドレンパイプから洗浄剤が排出されてくるので、お気を付けあれ(笑)

洗浄が終わったら、10分ほど放置してエバポを乾燥させます。
問題が無いことを確認したら逆の順序で部品を戻してから、エアコンを稼働させてみましょう。
ベンチレーターから洗浄剤のかほりが吹き荒れます(笑)
そのかわりカビ臭はほぼなくなりました♪

以下、部品を元に戻す際の注意点です。
21 ブロアファンカバーを嵌めるときは、カバー上部のツメが矢印のリブに引っかかるように押し込みます。
22 次にカバー下端のクリップは、外す時と同様にフックツールで横方向に引っ張りつつ、手前方向に力をかけるとカバー下端を乗り越えられます。

クリップを固定する際は、フックツールでクリップを上方向に引っ張りながら、矢印のあたりを指で押すとパチンとロックされます。
23 コンパートメントウォールヒーターは、T30トルクスネジ脇に位置決め用のピンがあるので(右下囲み写真)、ピンを赤丸の穴に嵌まるように注意です。

 

 

 

 

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