燃料ポンプ交換その2 |
Comment: 一筋縄ではいきません。 |
14 | 残ったコネクタが車内のファンにつながっている配線なので、このコネクタをコントロールボックスのホルダーから外します。 コネクタの真ん中付近に突起状のロックがあるので、これを向かって右方向に押すとロックが解除されます。そのままの状態でコネクタを下方向に押し下げるとホルダーからコネクタが外れます。 |
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15 | これでやっとECUファンとカバーがフリーになるので、車内からファンを引っ張って外せます。 ただし、モジュールホルダーとケーブルハーネス等の隙間をくぐらせるように取り出さないといけないので、知恵の輪状態で摘出には結構難儀します。。 |
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16 | ・・・と、普通ならこれで摘出できるのですが、私の車両は一筋縄ではいかず。 ECUファンと一緒に取り出すカバーにはコントロールボックス内と通ずる換気用と思われる赤印で示した穴があいてますが、なんとそこから黄色矢印の配線が通されていました|д゚) 自分で作業した記憶はないので配線を追ってみたら、両端ともケーブルハーネス内に消えていくので、おそらく過去にオートレベライザーの断線でDラー修理した際に通した配線だと思います。 配線を一旦ぶった切ってファンとカバーを取り出そうかと思いましたが、後々のリスクが怖いのでどうしようかと考えた結果・・・ |
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17 | カバーはそのままにしてファンだけ交換することにしました。 ファンは左側面にネジ1本で固定されているだけなので、このネジを外すとファンだけ取り外せます。 ちなみにこの固定ネジは、カバー自体を一旦外さないとアクセス出来ない位置にあるので、これまでの工程を端折ることはできませんw |
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18 | 無事にファンだけ外せました。 ファンのケーブルも引っ張ってコントロールボックス内から取り出します。 |
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19 | ちなみにカバーが外れると、当たり前ですがコントロールボックス内部が見えます(笑)
位置的にDMEにダイレクトに風が当たるようにファンがついていそうですね。 |
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20 | 用意した新品カバーからもファンだけ外して移植します。 お決まりの新旧比較。 用意した部品は純正品のため、新旧共にBOSCH製のファン。 寸分違わず全く同じ形状w |
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21 | ファン取付部に一部違いがあり、既存ファンにはファンの位置決め用に突起がついてますが、新品にはありません。 よく見てみるとカバー自体も通気口やケーブルの通し方、ファンの固定ネジ部の形状等が微妙に変更されています。 何かしら不具合があったんでしょうか〜?? |
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22 | 新品ファンのみ旧カバーに移植しました。 位置決め用の突起がないのできちんと取り付けられるか心配でしたが、特に問題なく固定できました♪ |
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23 | ファンの配線はファン右上の小さい穴に通しておきます。 ファンの配線をコントロールボックス内に確実に入れてから、カバーを車体の元通りの位置にはめ込みます。 きちんと位置が合わないとはまらないので、上下左右に揺さぶりながらはめ込むとよいと思います。 |
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24 | ここが最大の難関。 ファン配線のコネクタを元通りコントロールボックスのホルダーに固定するのですが、配線硬めで自由度が無いうえ、DMEやそのハーネス類が邪魔をしてボックス内に手が入らず非常に作業性が悪い。 おまけにボンネットも邪魔をして手をひねらないとコネクタを掴むこともままならず、1時間ほど手を突っ込んで格闘してもにっちもさっちもいかず途方に暮れかけました|д゚) 結局、爪式のピックアップツールでコネクタを掴んでホルダーの下側まで誘導してから手で引っ張りあげると簡単に固定できました。 この方法ならものの30秒で固定できました・・・(汗) 元通りコントロールボックス側のコネクタを接続して蓋を固定してエンジンルーム側の作業は完了。 |
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25 | 車内側もカバーの3カ所のネジで確実に固定します。 あとは取り外した逆の手順で各部品を元に戻せば作業完了。 交換後は煩わしい異音から解放されて快適なドライブ環境に戻りました(`・ω・´) |