リアシートヒーター取付
5.スイッチ取付&完成
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メインスイッチを取り付けます。

 

59 前述の通り、リレー制御はエンジンONで通電するイグニッション線を接続する予定でした。しかし、それだとエンジンオフ時の通電は防げますが、イグニッションオン時でリアシートヒーターのスイッチを切り忘れた場合は、リアに人がいなくても常に電気が流れることになり、非常に無駄。
そこで方針転換。
運転席にメインスイッチを設けてスイッチでリレーを制御できるようにしました。

で、用意したのはスズキ純正シートヒータースイッチ。
ラパン用の中古品ですが、クロスビーのスイッチと全く同じw
さすがスズキ (゚∀゚)
60 このスイッチのイルミ照明は電球、という先人の情報があったため、事前にLED化しておきます。
クロスビーのスイッチは電球のままななのに(笑)

黄色矢印2カ所を細いマイナスドライバー等で抉ると写真のようにケース部と基盤部の2枚に下ろせます。
赤丸印が矢印位置に嵌まっているロック部です。

交換する電球は照明用のイルミ電球と、通電時点灯するインジケーター(IND)電球の2個。
2個とも端子に刺さっているだけなので引っ張って外します。
61 いきなり完成の図(笑)
電球用端子に直付けハンダ止めしてあります。

イルミ用LEDは10mAくらい、IND用LEDは5mAくらいの電流値で設計しました。LEDサイズはφ3。

LEDが微妙に曲がっているのは、ケース内部に仕切りがあり、この位置関係でないとLEDが内部で干渉してしまうためです。
62 スイッチを元に戻して試験点灯。

イルミ。
クロスビー純正と同じアンバー色にしました。
10mAでも明るすぎるので、もっと光量を落としてもよさそう。
63 通電インジゲーター。
ノーマルではアンバー色ですが、グリーンにしてみました (゚∀゚)
こちらもまだ明るすぎですな。
64 本題に戻って、スイッチ取付位置を検討します。
第一候補は運転支援システムのスイッチ群の左右空きパネルですが、あいにくと既にETCスイッチとリアフォグスイッチを埋め込んでしまっているので、満員御礼状態|д゚)
仕方ないので他の部位を探しますが、基本、穴は開けたくないので必要最小限の加工で済みそうな位置を運転席周りに探しまたが、新たに取り付けられそうな場所はどこにもない(´Д`)

結局、運転席アンダートレー内の赤丸印位置あたりにスイッチを取り付けることにしました。
かといってこのままでは取り付けできないので、
65 実測してアクリル板でスイッチパネルを自作!
超音波カッターで切り出したあと、地味にヤスリで微調整しました。
右側は正面パネルで、スイッチ取付穴は21×33mm。
左側は側面化粧用サイドパネルです。
66 これをアンダートレーに取り付けるとこんな感じのスイッチパネルになります。
アクリル板は上下に設けた汎用ステーに両面テープで固定しました。
67 スイッチ位置が確定したので、スイッチへの配線を作成します。
購入した中古スイッチにはコネクタが付属していなかったので、写真のコネクタを調達しました。
用意したヒータースイッチ自体は、前述の通りクロスビーのものと同じなので、クロスビーのスイッチから該当コネクタを割り出した結果、矢崎製の090U型6Pコネクタ(7283-1060)と判明。
68 スイッチのピンアサインに対応するように配線カラー、位置を間違えないように0.3sq配線でコネクタを作成しました。
スイッチに接続するのが左側のメスコネクタで、反対側は雄コネクタを取り付けます。
雄コネクタ側端子は次ページの行程後に組み込むので、ここではひとまずこのまま。

配線は上から、
青:スイッチ出力
黄/緑:電源入力(IGN線から拝借)
赤/黄:イルミ入力
黒:アース

アースは本来2本の配線がされていますが、無意味なので一本にまとめておきました。

 

 


 4.配線取り回しへ


 


 

 

 

 

 

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