プラグ交換
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イリジウムプラグに交換してみます。

 

 

イリジウムプラグ×4本 10分〜
16mmプラグレンチ 8000円〜

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購入したプラグ。
NGKのイリジウムIX (BKR5EIX、5番)。
Y!で非常に安く手に入れました (゚∀゚)
今までイリジウムプラグは、HKSのSUPER FIRE RACING(S35i)、デンソーのIRIDIUMU POWERを使用してきました。何を隠そう、HKSのものはデンソー製のOEMなので中味は一緒。
ということで、今回は違うメーカーのプラグにあえて交換してみました。はたしてフィーリングは変わるのか?

ちなみにプラグ熱価はSR18が5番、SR20が6番です。
プラグを交換するには、普通のソケットレンチでは役不足。専用のプラグレンチを購入しましょう。
購入したレンチは国内ブランド品、KTC製の16o。
ディープタイプになっている上に、ソケット内部にマグネットが内蔵されているので、外したプラグをしっかり保持して取り出せます。
安物ソケットレンチセットには、おまけとしてプラグレンチが入っていることがありますが、大抵肉厚がありすぎて、DOHCエンジンの狭いプラグホールにはつっかえて使い物になりません。
また、ソケットタイプ以外にも若干安価なT字レンチ状のプラグレンチもありますが、これは力がかけにくい上にヘタすると折れるのでオススメしません。このソケットを買う以前に使っていましたが、苦労しました(´・ω・`)
では早速作業にはいります。
まずはエンジンを暖機してエンジンを熱膨張させてやりましょう。多少は緩みやすくなるハズです(たぶん)。
暖機したら、おもむろにボンネットを開け、プラグコードを容赦なく全気筒分引き抜きます。
ちなみにプラグコードはコード部分ではなく、プラグに差し込まれている根本部分を持って引き抜きましょう。断線等のトラブルの元です。
ヘッドカバーの奥にプラグ様の頭が見えます。
写真だと平面的ですが、ヘッドの厚み分潜り込んでいるので、結構奥まっています。
ここでプラグレンチの登場。
ソケットレンチにロングエクステンションを介して、プラグホールに突っ込んでプラグを緩めます。
写真左下の丸印はソケットレンチの全長。
これをプラグホールに突っ込むと、写真の通りほとんど潜り込みます。プラグの深さが分かります?

恐らくプラグは固着してとても固くなっていると思うので、じわ〜っと力を掛けるのではなく、瞬間的に一気に力を掛けましょう。ヘタにじわ〜っと力をかけると、プラグがもげる可能性があります。
そうなると、とっても悲惨な状況が待ち受けているのは想像に難くありません (゚∀゚)

一度緩めば、あとはそんなに力を掛けなくても外れるはずです。多少抵抗があるかもしれませんが、気にせずに摘出しましょう。
写真は摘出されたプラグ様。約2万3千qほど使用しました。

プラグの交換目安は2万q。イリジウムも例外ではなく、一般プラグと同じです。
多少使い込みすぎました(´・ω・`)
ちなみに、純正装着の白金プラグは10万qでの交換指定です。ホントにそんなに持つんかいな?
新品プラグを取りつけます。
プラグレンチに新品プラグを固定し、そのままプラグホールに差し込みます。
取り付けは、まず手で締め込むのが基本です。いきなりレンチをかけると、ねじ穴をなめる可能性があります。もしなめたら、その後の悲惨な状況は想像に難くありません (゚∀゚)
手で締め込んでいき、もう手じゃ締め込めない!という状態になったら、初めてレンチを使いましょう。締め付けトルクは2.0〜2.5kgm。
あまりきつく締め込むと、次回交換する時に大変なのでホドホドに。
最後の仕上げに、プラグコードを元通り根本までしっかり差し込んで完成。エンジンを始動して圧縮漏れ等がないか確認しましょう。
おまけ。新旧比較。
取り外したプラグはネジ部にオイルと思われる汚れが付着していますが、焼け方は白〜グレー色で普通な状態なので、特に燃焼に問題はないみたいです。

('05.05.01内容リニューアル)

 

 

 

 

 

 


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