ヘッドカバーガスケット
交換
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走行12万qを目前に控え、7年間無交換だった
オイル漏れのヒドイヘッドカバーガスケットを交換します。

 

 

・ヘッドカバー周りのガスケッ
ト類一式、液体ガスケット、ガ
スケットリムーバ
3時間〜
トルクレンチ、ラジオペンチ、
マイナスドライバ、メガネレン
チ、
5100円〜

優←←     →→難
1  2  3  4  

 

交換するのはガスケット4種類+ワッシャーです。
(左図の赤ライン)

ワッシャー(13268-97E00)×13
プラグホール周りガスケット(13271-53J02)×4
ガスケット、ロッカーカバー(13270-53J13)×1
ロッカーカバーガスケット(13270-53J05)×1

以上を日産部品で購入します。
お値段は5100円です。
交換する前に、オイル漏れ跡をきれいにします。
パーツクリーナー等で綺麗にしてやります。
面白いくらい汚れが落ちて、綺麗になります(^^ゞ
ヘッドカバーを開ける前に、プラグコードと各種のパイプ類を外します。

@ホースバンドを緩めて引っ張れば外れます
Aカバーを取るときに邪魔になるので、プラグコードを
留める台を外します。
Bハーネスカバーを外します。ネジ2本です
Cブローバイガス配管を外すには、セパレータ(写真下の黒い箱)の青矢印3カ所のボルトを外します

ちなみにプラグは外さなくてOKです。

写真は別ウインドで開けば大きくなります。
ヘッドカバーを開けます。
13本あるナットを写真の番号に従って緩めていきます。
ナットの下にあるゴムワッシャーは固着しているので、マイナスドライバなどでコジって剥がします。
全部のナット&ワッシャを外したら、上に引き剥がすよ
うにするとカバーが外れます。

カムシャフトやタイミングチェーンが見えますね。
所々オイルスラッジがありますが、11万キロにしては綺麗なエンジンだと思いますが・・・?
カムにも傷などはなく、非常に良好です。

カバーを外したら、こびりついているガスケットをリムーバーを吹き付けて綺麗に取り去ります。
特にカムシャフトの通る半月状の穴&山の周りにはこ
びりついてますので、念入りに落とします。

作業が終わったら、ほこりや水が入らないように、タオ
ルでもかけておきましょう。
外したヘッドカバーの裏側です。
こちらもかなりのオイルスラッジが溜まっていますので、パーツクリーナーである程度綺麗にしました。
(下の写真)。

綺麗にしたら、プラグホールのガスケット、真ん中のボ
ルトのガスケットを交換します。(下の写真の矢印)
ちなみにガスケットは、右上の写真のように、新品は柔らかいですが、付いていたモノは、プラスチックのようにガチガチになっていました。
これじゃオイルも漏れますね〜(^^ゞ
つぎに、カバーの溝に沿ってガスケットをはめ込んでいきます。
赤丸の半月状の部分には、液体ガスケットを塗ってお
きます。全てに塗布してから、5分ほど待ちます。
カバーをエンジンに戻します。
まず、赤数字(@〜D)の順に0.4kgmのトルクで締め付けます。
次に、緑数字(@〜L)の順に0.9kgmのトルクで締め付けます。

カバーを組む際には、はめ込んだガスケットを落とさな
いように注意しましょう。

写真は別ウインドで開けば大きく見れます。

カバーを組み付けたら、外したパイプ類、プラグコード
を元通りに組み付けて終了です。

組み付けたら、エンジンを暖気して、オイル漏れが無い事を確認しましょう☆

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