フルLEDテール作成
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LEDテールを自作します!

 

LED、配線、基盤、
コネクタ、リレー、etc
2ヶ月〜
ハンダ、電工ペンチetc

50000円〜

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1 テールランプに純正でLEDの採用が多い最近の新型車達のなか、まさかのフルバルブ仕様のテールのクロスビー。
購入当初は、お気楽にLEDバルブに入れ替えてテールのLED化をしようと考えてました。
しかししかし、P10、E46、ZC71とLEDテールを自作してきたし、やっぱりちゃんとした(?)LEDテールがいいな!という気持ちが沸々と沸き立ってきました。

ということで!いつもの「無いなら作ってしまえ!」、LEDテールを自作します (゚∀゚)
都合4作目w

まずは中古の純正テールランプAssyを買ってきました。
発売されたばかりの新型車故、出物も少なく、相場も比較的高め。安い出物を待って左右別々に購入したら両方揃うのに半年かかりました(笑)
2 まずはテールランプのメッキリムを外します。
テール内側の赤丸印のネジ2本を外してから、黄色矢印のツメを押し出すようにテール外側に剝くようにしてリムを外します。
3 リムが外れると、隠れていたレンズの接合部が現れます。
複雑な面構成だったスイフトと違って、比較的単純な接合面なので殻割りは楽そうです。
おまけに接合面がリムで隠れるので、殻割り後に再びレンズを接着する際も接着面が目立たず好都合です。
4 殻割りする際に邪魔になりそうな突起が・・・。
この突起はリムを支えるだけのパーツっぽいので、力が掛かる部位ではなさそうです。
なので、殻割りがスムーズに出来るように一旦突起を切り落としてしまいます。
5 切り落としてフラットにしました。
最後は元に戻すので、切り落とした破片は一旦保管しておきました。

これでレンズの縁にアクセスできるようになり、殻割りもスムーズにできます。
6 殻割りは秘密兵器の超音波カッターで。
くるっと一周、30分で簡単に殻割り完了。
溶着面がほぼフラットなので作業は楽でした。

で。
内部のストップランプ部にはインナーレンズが入っていました。
純正テールの光方を見て、なんとなくそんな気がしていたので予想的中。
このインナーレンズも外さないとリフレクター部分にアクセスできません。
7 取り外しは意外と簡単で、テールランプ裏側にある4本のネジを外すだけでインナーレンズは外せました。
8 分解完了。
上下が逆さまになってしまいましたが、写真下がテールランプ上側になります。

インナーレンズの他に、ウインカー&バック部分のリフレクターも一緒に外せました。

なにげに凝った作りです、クロスビーのテールランプ。
9 リフレクター部にアクセスできたところで、CADでLEDの配置を設計。折角殻割りして自作するので、出来る範囲で光源配置のデザイン変更もしました。
CADなら実寸で設計できるので間違いが無くて便利。

各リフレクターの形を型取りが地味に大変で、細部を調整しながらトライ&エラーの繰り返し|д゚)
適当に型取りすると仕上がりに影響するので、そこそこ頑張りました(笑)
10 内部に追加する部品も現物合わせで型を作ってしまいます。
この型を元にCADで形を起こしました。
CAD化しておけば何枚も型紙が出力できるので、これまた便利。
11 必要な部品の種類や数が決定したので、部品を発注。
こちらはエルパラで揃えた品々。
12 こちらはしまりす堂で調達した品々。
13 今回初めて手を出したCREE製パワーLED、XB-Dのアンバー色。
パワーLEDは放熱対策が必要な点が面倒なんですが、明るさに期待して初挑戦。
当初は、これをON Semiconductor製の定格出力350mAのCCRで駆動してウインカーを作成したのですが、テール一式完成後、わずか1週間で熱による弾切れを起こしてしまいました(´Д`)

パワーLEDといようりCCRの発熱が耐えきれなかったようです。
14 結局のところ、スペースの都合&自分の技術力の限界でパワーLEDは諦めて、ウインカーは従来通りの5050タイプのSMDで再作成しました。
パワーLEDの明るさには劣りますが、一つ60mAの電流が流せるので、なんとかなると思います。

※以後、ウインカーはSMDでの内容を載せています。

 

 

 

 

 

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