リアショックバンプラバー交換
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バンプラバーが崩壊していたよ!

 

バンプラバー、ダストカバー、
ショックマウント
3時間〜
10,13,16mmソケット、トルクレンチ

12020円〜

優←←     →→難
  2  3    5

 

1 右側のリアショックのご様子です。
バンプラバーが崩壊して、一体化しているダストカバー諸共落下していました(´Д`)

一時はショックごと社外品に交換しようと考えていたんですが、それなりのメーカーのものを考えるとお高い・・・。
そんなことをうだうだ悩んでいる内に、2年くらいこの状態で放置(爆)
流石によろしくないので、せめて部品だけでも交換をしたいと思います。
とりあえあずショック自体は交換しないで、将来に希望を持たせます(笑)
2 揃えた部品。
左上から
・33502290347 リペアキット補助ダンパー保護チューブ
                           3360円(純正)
・33521092362 サポートベアリング  2210円(OEM)
・33526773882 セルフロックナット(M10×1-8)  330円(純正)
・33526772864 シールリング  110円(OEM)

以上を左右用に全て2個ずつ揃えて12,020円也。
適度にOEM品を利用しましたが、それでも1万円越・・・(苦笑)

ちなみに左ショックはまだ健全な状態ですが、予防的に同時に交換してしまいます。
右が逝っているので、左も近いうちに逝く可能性は大きいですからね。
3 これが今回の諸悪の根源である補助ダンパー。
ようはバンプラバーですが、ウレタン製のため脆そう。

ちなみにこの補助ダンパーと保護チューブ(ダストカバー)は、リペアキットとしてのセット販売しか部品設定がありません。
欲しいのは補助ダンパーだけだったんですけどね・・・。
4 せっかくショックを分解するので、お疲れであろうショックのアッパーマウント(サポートベアリング)をついでに交換してみることにしました。
きっと何か良いことがあると思うんですが(笑)

ものはLEMFORDER製のOEM品をチョイス。
純正部品納入メーカーですし、評判も悪くないようです。
届いた部品をよく見ると、お決まりの「BMW」の文字が削られている痕跡があったので、純正品質なのは間違いないかと (゚∀゚)
5 ということで作業を始めます。

E46セダンのリアショックのアッパー部分は、トランクルーム内からアクセスする必要があります。

まずはここを参考にトランク内の内張を全て撤去します。
6 内張を外すとアッパーマウントとご対面・・・できないんです。
防音材のインシュレーターが行く手を阻みます。

このインシュレーター、ガラス繊維の生地にプラだか硬質ゴムだかよく分からない制振効果がありそうな素材で構成されているんですが、とにかく脆いんです。
ちょっと無理に力をかけると、あっという間に裂けたり、ヒビが入ったり、崩壊します|д゚)

そんなインシュレーター、左側は比較的簡単に外せます。
赤丸部分のクリップを引っこ抜いてから、配線を避けながら丁寧に優しく後方にズラしていくと外せます。
7 外した打たれ弱い左側インシュレーター(笑)
矢印の部分がすでに崩壊しかけていました。
・・・そういえば、ナビを取り付けたときにここを触ってヒビをいれたっけ。
記憶に蘇る黒歴史(苦笑)
8 インシュレーターを外すと、無事に左ショックのアッパーマウント部分とご対面できます。
9 さて・・・
問題なのが右側のインシュレーター。
見るからに強敵そうです|д゚)

まずはバッテリー周りにある仕切りのようなプラ部品(インパクトプロテクション)を外します。10mmナットと、プラクリップの2カ所の固定を外すと簡単に外せます。

次に背面に鎮座している黒い箱(B+ターミナル)。
太いプラスケーブルが出入りしていて、見るからにやばそう。
10 そのターミナルボックスは、赤丸の3つのロックを外すと蓋を開けることができました。
内部を見れば、どうやってボディに固定されているか分かるかと思いましたが、固定ボルト的なものはありません。

どうやらボディには、フック状にボックス自体が差し込まれて固定されているようですが、下手に引っ張ってぶっ壊しても怖いので作戦変更。
インシュレーターの動きを制約しているプラスケーブルの一本外していまいす。
矢印の10mmナットを外すとケーブルが外せます。
危険なので、先にバッテリーのプラスターミナルを外しておくことをオススメします。
11 綺麗に外すことはあきらめて、その状態で、アッパーマウントが見える程度までインシュレーターを後方にズラすにとどめました。
それでもターミナルボックス周りをくぐらせるのが結構大変でした・・・。

ここまで準備ができたら、車体をジャッキアップしてショックを取り外す作業に移ります。
12 やっとご対面できた右側アッパーマウント。
トランク側からだと作業がやりづらいので、トランクスルー状態にして室内側からアクセスした方が断然作業性がいいです。

まずは赤丸の2つの13mmナットを緩めます。
13 ナットは全部外してしまわず、少しだけボルトにかけた状態で一度ストップ。
こうすることで、ショックのロアボルトを抜き取ってもショックが落下することを防げます。

 

 

 

 

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