燃料ポンプ交換 |
Comment: 突然死に備えて予防交換します。 |
燃料ポンプ、ラバーシール ホースクランプ |
2時間〜 | ||
ファンクラッチレンチ、10mmソケット マイナスドライバ |
21380円〜 |
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優←← →→難 |
1 | オルタネーターの突然死を経験し、突然死の恐怖というものを久しぶりに味わったため、突然死するパーツの代名詞的存在の燃料ポンプ(フューエルポンプ)を予防交換しておくことにしました。 走行距離的には66000q台ですが、車齢は11年なのでいつぶっ壊れても不思議じゃ無いですし。 部品番号は 燃料ポンプ(デリバリーユニットRH) 16146766942 48720円 用意したのはVDO製のOEM新品で、19200円でした。 純正新品なんて高くて買えません(´Д`) E46の燃ポンはゲージユニット、ストレーナと全て一体式なので交換は簡単そうです。 |
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2 | 純正ポンプを購入するとガスケットも付属してくるようですが、生憎用意したOEM品には付属してないようなので、別途Vitor
Reinz製のOEM品を用意しました。2180円でした。 純正部品番号は ラバーシール 16111184084 2500円 これは純正とあんまり大差ない値段でした。 もう一つ、燃料ホースのホースクランプの新品を用意。 汎用品の外径6〜16mmまで使えるタイプ。 |
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3 | では作業に入りまーす。 燃料を扱うので火気厳禁、風通しのよい所で作業しましょう。 まずはリアシートの座面を取り外します。 赤丸の2つの位置にメタルクリップで固定されているので、この付近を持って座面を上に持ち上げるとロックが外れます。 外したシートは邪魔にならないところにほかしておきます。 |
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4 | シートが外れるとゴムカバーにハーネスが通っている物体が左右共に姿を現します。 燃ポンは赤丸で示した右側シート下の方です。 |
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5 | カーペットを少しめくって、断熱シートの端が見えるようにします。 写真のように、過去に一度も手を付けてない車両だと、断熱シートはつながったままになっています。 ここが切れいていると、何かしら手が入っているという証拠ですね。 前置きが長くなりましたが、断熱シートにミシン目が入っているので、ミシン目に沿って断熱シートの端をはさみでカットしてめくれるようにします。 |
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6 | 中央の円形ゴムカバーは断熱シートの穴にはまっているので、シートをくぐらせてシートの下になるようにします。 ゴムカバーをシートの下に落とし込むと断熱シートがめくれるようになります。 |
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7 | 断熱シートをめくると、燃料ポンプのカバーが出てきます。 四隅にナットで固定されているので、10mmレンチで外します。 |
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8 | ナットを外してカバーを開けるといよいよ燃ポンがお目見え。 まさに車体底部なので、11年分の汚れが堆積していてとっても汚い。 このまま燃ポンをバラすとゴミが燃料タンク内に落ちそうなので、雑巾等で周囲を綺麗にしておきました。 ちなみにハーネスはカバーにつながったままにしておきましょう。 |
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9 | 燃ポンにつながっているカプラを外します。 外し方は、カプラの外周部分を横にスライドさせると、そのままカプラが少し持ち上がります(右上囲み写真)。 |
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10 | その状態で上に引っこ抜くとカプラが外せます。 ドイツ車はよく考えられたカプラが使用されていて、感心させられます。 初めて遭遇すると外し方が分からなくなりますが、じっくり観察すると構造が見えてくるし、一度分かれば簡単に外せる構造のものが多いです。 |
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11 | ここで大事な儀式。 カプラを燃ポンから外した状態で何回かセルを回します。 燃ポンが動かないので当然エンジンはすぐエンストしますが、これをやることで燃料ラインの燃圧が抜けて、燃ポンから燃料ホースを切り離したときにガソリンが噴きださないですみます。 一回セルを回せばすぐエンストしますが、念のため3回ほどセルを回して起きました。 |
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12 | さらに念を入れて、燃料給油口の燃料油キャップを開けて、タンク内の残圧も逃がしておきます。 | |
13 | では燃料ホースを外しにかかります。 燃料ホースはホースバンドで固定されているので、細いマイナスドライバ等でホースバンドをこじって外します。 ・・・が、なかなか外れません(´Д`) |
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14 | バンドの反対側を確認すると、矢印の3つのツメで強固に固定されていました。 この3つが外れないとバンドが外れないんですね〜|д゚) |
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15 | こじりまくって最後は力尽くで破壊しました(笑)。 あんまり力任せにこじると、プラスチック製の燃ポンのホース接続口が折れてしまう可能性もあるので、注意深く大胆にこじりましょう (゚∀゚) ホースバンドが外れたら、燃料ホースを外します。 おそらく固着していると思うので、一度プライヤ等でホースを掴んで左右に回すように動かすと固着が外れて引き抜きやすくなります。 |