ボンネットダンパー交換
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ボンネットのガスダンパーがへたってきたので交換。

 

ボンネットダンパー 15分〜
マイナスドライバ

6320円〜

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1 ボンネットのガスダンパー(フードダンパー)がへたってきたのか、最近ボンネットを開ける際の力が弱々しくなってきました。
全開状態にしておけばまだ落ちてくることはないですが、中途半端な位置だと落ちてきてしまいます。
おそらく、洗車の度にボンネットを開けて内部を拭いているからへたるのが早まったんだと思いますw

このダンパのお陰で、国産車みたいにつっかえ棒が無くてもボンネットを保持できて便利ですが、ダンパがへたるとやっかいです。

ということで、完全にへたってボンネットを保持できなくなる前に予防交換をしておこうと思います。
2 純正部品番号は

ガスダンパー 51238202688 5880円(1本)

1本でこのお値段です。
相変わらずお高いので、OEM品を調達 (゚∀゚)
MEYLE製で1本3160円でした。
2本用意したので6320円。
ほぼ純正品の半額ですね。

ダンパのOEM品はSTABILUS製がよいとの噂ですが、残念ながら探したときは取り扱っているサイトがありませんでした。
3 交換作業に入る前に、ボンネットにつっかえ棒をあてがっておきます。
ダンパは1本ずつ交換しますが、おそらく1本外すと残りの1本だけではボンネットフードを保持できないと思うので、あらかじめ支えを設けておきます。

以下は左側ダンパの作業です。
4 E46で採用されているダンパの取り外しは至って簡単です。

ガスダンパの取付部には、写真のように金属製の板バネ状のクリップがあります。
5 このクリップ部をマイナスドライバ等でこじるように引っ張ると、クリップが外れて浮いてきます。
このクリップが、ボールジョイント部のロックになっていて、この状態でダンパを引っ張ると・・・
6 簡単にボンネットのボールピボットから外せます。

国産車でこの手のダンパを交換したときは、ただ単にはまっているだけだったので、取り外すときに難儀した記憶がありますが、この構造だと非常に簡単に外せるので整備性をよく考えてあるなぁと関心しきり。
7 ちなみにクリップを外すときに勢いよく引っ張ると、クリップが吹っ飛んでダンパから分離してしまうので、ご注意あれ。
クリップが外れてしまっても、ダンパに刻まれた溝に沿って上から押し込めば元に戻ります。

廃棄前提なら別に問題ないですけど (゚∀゚)
8 エンジンルーム側も同じ構造なので、ダンパのクリップを解除してやれば外せます。
写真のように少し狭い位置にあるので、注意して作業します。
9 車体からダンパが外せました。
非常に簡単。
10 新旧比較。
上が用意したOEM新品、下が外した既存純正品。
見た目は全く同じですし、へたった様子は外観からでは分かりませんね (゚∀゚)

ちなみに純正品はSTABILUS製でした・・・
11 取付はもっと簡単。
クリップはそのままでボールピボットに押し込めばOK。
最初にエンジンルーム側をはめ込み、次にボンネットフード側をはめ込みます。
既存ダンパを外すと、少しフードが下がるようで、そのままの状態では新品ダンパとボールピボット部が若干ずれてしまうので、ボンネットフードを持ち上げながら位置を合わせて押し込みます。
ボンネットフードを持ち上げるので、先にエンジンルーム側を取り付けてしまった方が作業性がよかったです。
12 反対側の残りのもう1本も交換して完成。

交換後はちょっとボンネットを持ち上げると、気持ちよく力強く開くようになりました♪

 

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