オルタネーター交換
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オルタネーター死亡につき交換します。

 

オルタネーター 2時間〜
T50トルクスレンチ、ファンクラッチレンチ
10、13、16、19mmソケット

34,000円〜

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1 旅行への往路、深夜の高速道路を走行中に忌まわしきチャージランプが点灯し、ウキウキ気分を奈落の底に突き落とされました|д゚)
このまま走行をしても走れなくなるのは目に見えているため、その場でUターン、自宅に引き返す羽目に。
かろうじて自宅に帰り着き、ガレージに車を納めた途端にエンストしました(苦笑)

チャージランプ(バッテリー警告灯)が点灯するということは、電圧が足りていないことが原因。しかし走行中はオルタネーターで発電しているので電圧が下がることはあり得ない。
つまり、オルタネーターがぶっ壊れたと言うことですな。
2 念のため、純正品の値段を調べると6万円越え。
話になりません(爆)
次に、この手の電装品はリビルド品が出回っているので、リビルド品をあたってみますが、4万円前後と意外と高い。
むしろOEM新品の方が安かったので、今回はOEM品を調達しました。
届いたものはBOSCH製の新品で、34,000円でした。
純正品の約半額です。お財布に優しい (゚∀゚)

ちなみにオルタの純正部品番号は
ATコンパクトオルタネーター120A 1231 7501 599
BOSCH品番だと 0124515050 です。

純正採用はBOSCHの他、Valeo製があるようです。
私の車両にはBOSCH製が付いてました。
3 購入したOEM品の背面の刻印。
車両に付いていた純正のBOSCH製も同じ内容が記されていました。
純正品はZA(南アフリカ)製でしたが、購入したOEM品もZA製だったので、いささか将来に不安が・・・(苦笑)

普通OEM品だと車両メーカーのロゴは記載されないはずですが、なぜかこの個体には堂々とBMWのロゴが刻印されていました。
4 交換する前に現状チェック。

まずはエンジンを始動しないで、バッテリーだけの電圧をチェックしてみたところ、11.64Vありました。
極めて普通の電圧です。
5 次にエンジンを始動、オルタネーター稼働状態にして、同じように電圧をチェックしてみると、10.95Vの表示|д゚)
バッテリー電圧より下がりました(爆)。
オルタが正常であればバッテリー電圧より高い数値になるはずなので、やはりオルタがぶっ壊れていることは確実なようです。
6 ココの5〜26を参照してオルタを摘出します。
写真は摘出した後。

手順としては、インテークダクト、エアクリボックス、ファンカップリング、ファンシュラウド、ファンベルトを外し、パワステフルードのリザーブタンクを横にずらしてやるとオルタにアクセス出来ます。
文字で書くと大変そうですが、意外と簡単で30分で取り外せました。
7 新旧比較。
同じBOSCH製なので全く同じ姿形ですね。
外した方は見た目が全体的に薄汚れているくらいですが、プーリーを回してみるとゴロゴロとした感触があるのでベアリングが逝っているかも知れません。
新品は当たり前ですが、なめらかな回転の感触。
適度な負荷も感じます。
8 ちなみに新品のクーリングダクトには黄色矢印の保護キャップが付いているので、組み付ける前にキャップを外します。

最初は異物混入防止目的でこの部品形状が変わったんだとばっかり思ってましたが、ただの保護キャップというオチでした(笑)
このまま車両に付けようとしても、キャップが引っかかってダクトに接続できません (゚∀゚)
9 オルタネーターは固着すると取り外すのに難儀するので、新品を組み付ける前に固定用ボルト類にかじり防止のためにスレッドコンパウンドを塗布することにしました。

ワコーズ製を購入しましたが、2,000円もしました|д゚)
DIYレベルだと、たぶん一生使えそうな内容量w
10 固定用ボルト2本と・・・
11 オルタネーター本体の車両側と接する部分4カ所に、スレッドコンパウンドを塗布しておきました。
少量でいいので、ほとんど減っていません(笑)
12 逆の手順で取り付けて完成。
取付時の注意事項はココの45〜47を参照

オルタネーターだけ綺麗な色を発しているので、交換したことがありありと分かるエンジンルーム(笑)
13 交換後に、再びエンジン稼働状態で電圧測定。
今度は13.94Vとちゃんとした電圧を示したので一安心。
試験走行をしてもチャージランプは点灯しなかったので、やはりオルタネーターの故障が原因だったようです。

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